2020年に、1964年以降2回目となる東京オリンピックが開催され、たくさんの観覧者に備えたパブリックビューイングが行われる。
今回の計画地は、JR山手線に40年ぶりに新設される「高輪ゲートウェイ駅」の駅前広場で、約30,000㎡の広大な敷地である。現状の地図と過去の地図を照らし合わせると、新駅の敷地にはもともと海があり、そこには鉄道が走り、街が栄え、人々が集まる村の拠点であった。そんな歴史的な背景から全体を1つの連結した波型の形状とし、白く軽やかで漂うような「しらなみ」をイメージさせる施設構成を考えた。夏のオリンピック期間に6ヶ月の間だけ現れる白い波は夏会期に涼しさも感じさせてくれる。
TAKANAWA GATEWAYFEST
Architecture
- Title
- TAKANAWA GATEWAYFEST
- Date
- 2018.09 - 2020.07
- At
東京都
- Size
- 30,000㎡
- Status
- Completed
- Publications
-
商店建築 2020年10月号
Staff
- Direction
- 永山祐子
雨宮脩大 - 3D archive
- ARCHI HATCH
- Photo
- Nobutada Omote