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大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアは開発により常にアップデートが繰り返されています。その歴史的コンテクストの中で、残ってきた場所と最新の場所とが混ざり合あいながらも、街の雰囲気や質感は時代の正解とされる一般的安心感があります。一方で価値観は多様化し一つの正解では成立しない時代に突入している中で、開発に寄り添ってきたアートの振る舞いも時代の要請によって変化するべきと考えます。
「ソノ アイダ#有楽町」は整然としている大丸有エリアにおいて、予定調和からズラした異質感を時間的・空間的・価値観的隙間に出現させる試みであり、相互の緊張関係はマダラ模様のようにハッキリとした境界線もあれば曖昧にはみ出していく部分もある。訪れる人々はそのような異質を許容した状態にこそ魅力を感じ、現代らしさを見出すのではないでしょうか。それがこれからの都市象の象徴として社会に伝わっていくことを期待します。

ソノ アイダ#有楽町

Architecture

Date
2020.08.21 - 2020.10.04
For
exhibition
At

東京都,国際ビルヂング1F

Size
91㎡
Status
Completed

Staff

Direction
永山祐子
中村祐太郎
Build
ROOVICE
Cooperation
リファインバース株式会社
株式会社オーキッド
光陽オリエントジャパン株式会社
Collaboration
藤元明
Organizer
三菱地所株式会社
3D archive
ARCHI HATCH
Photo
KOJI TSUCHIYA
永山祐子建築設計
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